Jリーグのチャンピオンシップで川崎F、浦和を撃破し、7年ぶりの優勝を果たした鹿島が5日、初出場が決まった8日開幕のクラブW杯に向けて、茨城・鹿嶋市内で再始動した。

 平日にもかかわらず、多くのサポーターが優勝の祝福と、新たな戦いへの激励に訪れる前で、約1時間の練習。激戦の疲労も感じさせず、パスゲームや、クロスボールからのシュート練習などを行った。MF小笠原満男主将(37)は「リーグ優勝に喜んでいる暇はない。相手がどこであろうと関係ない。勝ちに行くのが、このチーム」と、まずは初戦となる1回戦オークランド(ニュージーランド)戦に気持ちを切り替えていた。