磐田が6日、神戸DF高橋祥平(25)を完全移籍で獲得することを正式発表した。横浜も正式オファーを出していたが、磐田が争奪戦を制し、高橋はクラブを通してコメントを発表した。

 「ジュビロ磐田という伝統ある素晴らしいチームに移籍することができて、とてもうれしく思います。名波監督からいただいた言葉にほれ込んで、移籍することを決断しました。ジュビロにために頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします」

 磐田にとっては、来季の加入が正式決定した名古屋FW川又堅碁(27)に続き、2人目の獲得になる。

 高橋は身長180センチ、体重70キロで空中戦に強いセンターバック。25歳にしてJ1で100試合以上に出場している。磐田は今季50失点でリーグワースト5位。

 名波浩監督(44)は来季に向けて「連係の中で、失点を減らしていきたい」と守備面の課題を挙げており、センターバックは補強ポイントになっていた。