来季からなでしこリーグ2部に降格するコノミヤ高槻は10日、17シーズンの新監督に真中靖夫氏(45)が就任すると発表した。

 真中氏は現役時代鹿島やC大阪などに在籍。指導者としては、C大阪の下部組織でコーチやU-13(13歳以下)チームの監督を歴任した。13年から15年までは大阪学芸高の女子サッカー部監督も務めた。

 真中氏はクラブを通して「まずは来年、1年での1部昇格を果たし、1部で常に優勝争いをできるようなチームを作っていきたい。サッカーというスポーツ、スペランツァというチームを中心に地域の人たちが集まってくるような『合言葉』になっていければ。OG選手たちが『帰ってきたい』と思うようなチームにもしていきたい。そのためには女性がサッカーに携わり続けられるような環境を作っていく必要がある。本気で、女子サッカーから日本サッカー界を変えたいと思っているので、どうぞ応援よろしくお願いいたします!」とコメントした。