来季J2の湘南は28日、DF三竿雄斗(25)が鹿島に、GK村山智彦(29)がJ2松本に、MF大竹洋平(27)がJ2岡山に、それぞれ17年シーズンから移籍すると発表した。

 早大出身の三竿は特別指定選手として籍を置いた13年を含めて4シーズン在籍。クラブを通じて「来年自分の力で再びチームをJ1昇格へ導くことが自分への使命であるのですが、短いサッカー人生、後悔したくないという気持ちであったり、何よりチャレンジしたいという気持ちが強く、今回の決断に至りました」などとコメントした。鹿島では弟健斗(20)と同僚となる。

 村山は松本から移籍し、今季のリーグ戦27試合に出場した。クラブを通じて「降格という非常にふがいないシーズンにしてしまい本当に申し訳なく思っています。移籍初年度にもかかわらず温かく迎えてくださったファン、サポーターの方々には感謝の言葉しかありません」とコメントした。

 大竹は13年シーズン途中から湘南でプレー。今季はリーグ戦では8試合1得点の出場にとどまっていた。クラブを通じて「今シーズンはなかなか試合に絡むことができず、チームもJ2に降格してしまいとても悔しい1年になってしまいました。ただ、自分自身としても2度目の大けがを乗り越えてJ1に昇格できたことや、昨シーズンJ1で8位になれたことなど、湘南での3年半でさまざまな経験が出来てとても貴重な時間でした」とコメントした。

 湘南は、浦和から期限付き移籍しているMF山田直輝(26)とDF岡本拓也(24)が、期限付き移籍期間を延長し、17年シーズンも湘南でプレーすることも発表した。