J3鳥取は4日、FWフェルナンジーニョ(36)がフェホヴィアリア(ブラジル)へ移籍することを発表した。

 フェルナンジーニョはブラジル・サンタカタリーナ州生まれ。サンカエターノから04年にG大阪入り。同年、Jリーグ優秀選手賞を受賞。05年は攻撃の要としてG大阪の初優勝に貢献しベストイレブンを獲得した。07年に清水移籍し、08年途中に京都へ期限付き移籍。09年は大分、10年は仙台、12年は甲府に所属し、14年から鳥取でプレーしていた。

 フェルナンジーニョはクラブを通じ「鳥取で過ごした2年半は、選手として素晴らしい時でした。それだけでなく、家族にとっても忘れられない時間となりました。息子の生まれた土地となった鳥取県は、私達にとって永遠に特別以上の場所です。ガイナーレというクラブのこと、そして鳥取という街のことを、私も家族もずっと心に携えて生きていくでしょう。移籍先であるフェホヴィアリアは、私がプロ選手としてのキャリアをスタートしたクラブです。初のプロ契約や初ゴールの思い出のある、ガイナーレと同じく私にとって特別なクラブです。それは同時に、ブラジルにいる私の家族や兄弟、友人達にも自分がプレーする姿を見てもらえるということであり、その意味でこの機会を非常に喜ばしく感じています。私は現役引退後もサッカー人として生きていくつもりですので、指導者あるいはスタッフとして再会の機会が巡ってくるかもしれません。いつもガイナーレ鳥取の成功を強く願い、2017年シーズンでのJ2昇格を心から祈っています」とコメントした。