J2岡山は15日、岡山市内で新体制発表会見を行った。

 昨季はリーグ6位で昇格プレーオフに進出し、準決勝で松本を破ったが決勝でC大阪に敗れて惜しくもJ1昇格を逃した。3季目の指揮を執る長沢徹監督(48)は、「勝ち点は昨季の65から70に、得点は昨季と同じ58、得失点差は昨季の14から16にしたい。継続と緊張感を持ってチームを作り、昇格を目指したい」と力強く話した。

 元日本代表DF加地亮は「昨季の悔しい思いを楽しい思いに変えたい」、今季から完全移籍したFW赤嶺真吾は「豊川選手に負けないようゴール数を頑張る」、鹿島からの期限付き移籍を1年延長したFW豊川雄太は「全試合スタメン、20ゴールが目標」など、選手全員が今季へ向けての思いを話した。また、浦和へ復帰したMF矢島慎也が背負っていた背番号10は、湘南から移籍してきたMF大竹洋平が付ける。