J2千葉は18日、UAEのバニーヤースからFWホアキン・オスカル・ラリベイ(32)を完全移籍で獲得したと発表した。背番号は9。

 ラリベイはフアン・エスナイデル監督と同じアルゼンチン出身で、母国の名FWガブリエル・バティストゥータ氏にルックスが似ていることからニックネームは「エル・バティ」。身長はバティストゥータ氏と同じ185センチながら、体重は同氏の73キロを上回る82キロの大型FWだ。

 ラリベイは、04年にアルゼンチンリーグのウラカンでデビューし、07年にセリエAのカリアリに移籍。カリアリには、2度のレンタル移籍を挟み12年まで在籍し、セリエAでは通算97試合に出場し、12得点を記録。13-14年にはスペインリーグのラージョ・バジェカーノ、14-15年にはセルタに所属し、2クラブ通算で70試合に出場し、23得点を記録と、欧州トップリーグでの経験も豊富だ。

 ラリベイはクラブを通じ「歴史と伝統のあるジェフに加入できる事になりまして、大変うれしく思っております。ジェフは新しいチャレンジをしている事も理解していますし、そのプロジェクトの一員になれる事を誇りに思います。今年の目標であるJ1昇格に向け、私自身の経験と情熱の全てを尽くし最大限の努力をしていきますので応援よろしくお願いします」とコメントした。

 千葉の高橋悠太GMは、15日にフクダ電子アリーナで行われた新体制発表会見とキックオフフェスタの席上で「補強は、まだ完了していない。外国人、日本人問わず、FWを獲得する予定です」と明言していた。