今季からJリーグと10年2100億円超の巨額の放送権契約を結び、全試合を中継、有料配信する「DAZN(ダ・ゾーン)」が2日、都内で報道陣への説明会を開催し冒頭、ラシュトン最高経営責任者(CEO)が謝罪した。
今季から導入されたが第1節の2月26日に配信トラブルが起き、G大阪-甲府などが視聴できないトラブルが起きた。
ラシュトンCEOは「ご迷惑をお掛けしたすべての方々に深くおわび申し上げます」と頭を下げた。
その上で「この問題は完全に解決している」と断言。今週末の第2節からは問題なく配信できるとした。
同席したJリーグの村井満チェアマンも「大変残念な形で、本当に申し訳ない」とわびた。その上で、今後もこれまで通りDAZNと一致団結し、対応していくと強調した。
ラシュトンCEOは今後のファン・サポーターへの対応策も発表した。
(1)DAZN契約中で、問題のあった開幕節(2月25日と26日)にDAZNコンテンツで視聴操作をした人には、2週間の無料期間を提供
(2)すでに月額料金を支払い中の人には、利用期間を無料で2週間延長する(次の支払日は現在設定されている日から2週間後となる)
(3)DAZN for docomo(ダゾーン・フォー・ドコモ)契約中の人には、NTTドコモからdポイントを500ポイント進呈する(6カ月間の期間限定ポイント=進呈時期は別途知らせる)