川崎フロンターレがFW小林悠(29)の2戦連発弾で先制も、追いつかれホーム開幕戦はドローに終わった。

 川崎Fは前半7分、MF中村憲剛(36)のパスを受けた小林が反転しドリブルでエリア内へ。右足で放ったシュートがネットに突き刺さった。サガン鳥栖はMF小野裕二(24)が負傷し前半19分にベンチに下がり、昨季まで川崎Fに在籍したMF原川力(23)がピッチに入った。

 鳥栖は前半20分過ぎから中盤でボールを奪いカウンターを仕掛け反撃。前半34分、川崎FのGKチョン・ソンリョン(32)のパンチングのこぼれ球に反応した鳥栖MF高橋義希(31)がミドルシュートを決め同点に追いついた。

 後半立ち上がりから、川崎Fは小林が積極的にシュートを放ち攻め続けるがゴールが割れない。鳥栖もサイドからのクロスで追加点を狙うが決め手を欠いき、引き分けに終わった。