川崎フロンターレのMF中村憲剛(36)が柏レイソルを相手に、素晴らしい働きでチームに勝ち点3を呼び込んだ。

 1得点1アシストに、鋭い突破から相手DFの中山雄太(20)のファウルを誘い、中山は得点機会阻止で1発退場。結果的に数的優位を勝ち取るワンプレーも含め、圧倒的な存在感を示した。

 セットプレーからの失点はあったが「ここまで相手を圧倒できたゲームは久しぶり」と笑顔をみせた。

 14日のアジア・チャンピオンズリーグの広州恒大戦(アウェー)を挟み、次節18日には東京戦(味スタ)が組まれている。相手のエースは、昨季までともに戦っていたFW大久保嘉人(34)。意識するか? と聞かれると、笑いながら「向こうがするんじゃないですか。楽しみです」と話した。