ジュビロ磐田DF小川大貴(25)が今日18日のアウェー・ヴィッセル神戸戦(ノエスタ)で今季リーグ初先発することが17日、濃厚となった。磐田市の大久保グラウンドで臨んだ最終調整では主力組に入ってセットプレーなどを確認。約1時間半のフルメニューを消化し「前への推進力と守備力を求められての起用だと思う。自分はうまい選手じゃない。走って、闘って、泥臭くやりたい」と意気込んだ。

 小川大は15日のルヴァン杯札幌戦で、右膝全十字靱帯(じんたい)と半月板を損傷した昨年6月のリーグ東京戦以来約9カ月ぶりに公式戦に復帰。右サイドバックで躍動し、好機をつかんだ。相手はリーグで唯一の開幕3連勝と好調だが「ピッチに立てるのは、チームメートや家族、阿部(貴弘理学療法士)さんのおかげ。目標は勝って連勝すること。そのために、120%の力を出したい」とキッパリ。感謝の思いは結果で示す。【前田和哉】