ヴィッセル神戸が大宮アルディージャに快勝し首位をキープした。

 大宮は今季5度目の無得点で開幕からクラブワーストを更新する6連敗となった。前半37分、神戸FW渡辺千真(30)が、大宮DF奥井諒(27)のバックパスをカットすると、今季初先発のMF中坂勇哉(19)へパス。中坂が左足でネットを揺らし先制した。

 後半8分には、神戸は、ロングスローからの混戦をDF岩波拓也(22)が豪快に右足を振り抜き加点。大宮も、今季の補強の目玉だったFW大前元紀(27)、MF長谷川アーリアジャスール(28)を下げて、FWムルジャ(33)、MF黒川淳史(19)を投入したが1点が遠かった。