日本サッカー協会は10日、東京都内で常務理事会を開き、来年に予定されている会長選挙の制度改正について岡田武史副会長が提示した私案を基に議論した。

 昨年1月に初めて実施した選挙は評議員の投票で行われ、理事に投票権がないなどの問題が指摘されていた。

 岡田副会長は「前回の選挙は透明性を保ち、会長候補の方針が分かりやすい面は良かったが、分断もあったと聞いている。ベストな方法はないが、ベターだと思う方法を提案した」と話し、議論を深めて改革案をまとめる考えを示した。