お互いに無得点で引き分けに終わった。

 前半は、ホームのヴァンフォーレ甲府が優位に試合を進めた。前半16分、ロングボールに抜け出したMF阿部が左サイドを突破してクロス。同43分には、こぼれ球にMF兵働が強烈なミドルを放った。いずれも得点とはならなかったが、カウンターを軸にゴールに迫った。

 対するジュビロ磐田は相手の固い守備に苦戦し、決定的な場面をつくれず。両チーム無得点のまま前半を終えた。

 後半開始から、磐田はU-20日本代表のFW小川航を投入。FW川又との2トップで反撃を狙った。しかし、同18分にMF宮崎が2枚目の警告を受けて退場。10人での戦いとなった。

 数的優位に立った甲府は攻勢を仕掛ける。しかし、同27分に兵働が狙った直接FKはクロスバーを直撃するなど、最後までネットを揺らすことはできなかった。