京都サンガFCのU-20(20歳以下)日本代表FW岩崎悠人(18)が果敢な攻撃で勝利に貢献した。1-0と競り勝ったカマタマーレ讃岐戦で高速ドリブルを披露するなどU-20W杯韓国大会(20日開幕)前の最後の試合で存在感を見せた。

 FW岩崎は左MFで攻撃の核となった。前半36分、岩崎のドリブルを止められず、相手はペナルティーエリア手前でファウル。そのセットプレーからFW闘莉王の決勝点が生まれた。「起点を作るのが仕事。やるべきことができて良かった」。試合後はサポーターからU-20W杯への激励を受け、日の丸の旗を贈られた。「感動して絶対勝って来ようと思った。(旗は)韓国に持って行く」と喜んだ。