23日新潟戦で相手選手との接触プレーで負傷交代した北海道コンサドーレ札幌GKク・ソンユン(23)は、大事に至らなかった。札幌市内の病院で24日に検査を受けた後、宮の沢のクラブハウスに現れ「大丈夫そう。次の試合には出られるように、しっかりと治療したい」と、1週間後の次節広島戦(Eスタ)出場へ意欲を見せた。

 新潟戦の前半20分、シュートを狙った新潟FW富山と衝突。しばらく起き上がれなかった。衝突の際に左ひざを痛め、いったんは立ち上がりプレーを再開したが、再びピッチにうずくまった。「最初はやれそうだと思ったけど、膝の裏が痛くて、これはまずいかなと」。無念の途中交代となった。

 この日、病院で検査を受けた結果「骨などに異常はなかった」とひと安心。休養日明け26日の練習参加は、状態を見て決める。自身が退いた後、2得点後2失点で引き分けた新潟戦については「正直、これが今のレベル。もっと強くなれるよう頑張りたい」と話していた。