アジア・チャンピオンズリーグ決勝に進んだ浦和レッズは24日、埼玉スタジアムでアルヒラル(サウジアラビア)との第2戦の前日会見を行った。堀孝史監督とDF遠藤航が出席した。

 第1戦では相手に主導権を渡して守備的に戦い、押し込まれたものの1-1で終えた。アウェーゴールを挙げたFWラファエル・シルバも右足首の痛みから復帰しており、万全の状態で大一番に臨む。堀監督も「通常のトレーニングをこなせている」と話し、安心の様子だった。

 第1戦でゴールを献上したアルヒラルのFWハルビンは今大会10ゴールで、得点ランキング首位に立つ。攻撃の脅威を前に遠藤は「フィジカルも強いし、学ぶところも多かった」と第1戦をふり返り、シリア代表FWに敬意を表した。先制される展開となれば、スコア上有利だった情勢は大きく変わってくる。「得点能力の高さは脅威。注意したい」と警戒した。