日本サッカー協会の犬飼基昭会長は25日、欧州のプロリーグで一般的な秋に開幕して翌春に閉幕する「秋春シーズン制」を、2010年秋からJリーグで行うべきとの考えをあらためて示し「Jリーグがやりたくないらしい。年内に構想をまとめないと難しい」と議論を促した。

 現状は3月から12月までの「春秋シーズン制」。1月の休養期間にも国際試合があり、犬飼会長は「日本代表の選手は休めない」と指摘。秋春シーズン制移行で問題視される積雪が多い地域のクラブの試合について「1、2月をアウェーでやればいい」と持論を展開した。