サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センターは30日、2006年9月に複数の金融機関から調達した長期借入金190億円を完済したと発表した。06年度末で約264億円だった累積赤字も本年度末に解消できる見通し。

 長期借入金は10年間で返済する予定だったが、06年に発売を開始した最高当せん金額6億円の「ビッグ」が人気を集めて売り上げが伸び、返済を大幅に前倒しした。