神戸のFW大久保嘉人は17日、獲得の意思を表明しているブンデスリーガ(ドイツ)のボルフスブルクの試合をイタリア・ミラノで観戦、移籍について「まだ五分五分。迷っているところがある」と話した。

 神戸側は条件面で合意すれば、移籍を容認する方針。大久保は「今日の試合も判断材料にして、(18日の)帰国後にクラブと話して決める」と話した。

 チームについては「選手の体格は大きいが、ドイツの方がコンパクトなサッカーをする。(ボルフスブルクに)僕のようなタイプの選手はいないし、やっていけると思った」と好印象を持ったようだ。

 また、ボルフスブルクのマガト監督は試合後の記者会見で「興味はあるし、複数のポジションができるストライカーだと思う。(ただ)現時点では何も言えない」と述べた。