20日のナビスコ杯清水戦でプロ初ゴールを決めた山形MF広瀬智靖(19)に対抗心を燃やす選手が現れた。同期入団で、同い年のMF太田徹郎だ。昨季広瀬はリーグ戦出場が1試合に対し、太田は3試合。しかもバーに嫌われるなど「初得点」のチャンスもあったが、先を越された。「相当(悔しさが)あります。ナビスコは譲ったけど、リーグの(初得点)争いは終わってませんから」と闘志むき出しだ。真っ黒に日焼けし、ファンにブラジル人助っ人と間違われることもあるプロ2年生。準備万端で、出番に備えている。