国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は25日、記者会見で日本などが立候補している2018年のW杯について、候補を欧州に限定する考えがあることを明らかにした。

 欧州連盟(UEFA)のプラティニ会長らと協議したというブラッター会長は「候補がいくつもある状況で、いい解決策となるかもしれない。FIFAの業務を簡単にすることにもなる」などと語った。

 18年と22年のW杯には日本のほかイングランド、ロシア、共催のスペイン・ポルトガルとオランダ・ベルギー、米国、オーストラリアが招致に乗り出している。韓国、カタール、インドネシアは22年大会のみに立候補している。両大会の開催地は12月のFIFA理事会で決まる。