川崎Fのリーグ開幕戦(3月6日、等々力)で始球式を行う俳優の平泉成(65)が9日、川崎市の麻生グラウンドを訪れ、開幕戦告知VTR「開幕トドロキ劇場」の撮影を行った。同VTRでは、刑事に扮(ふん)した平泉が、選手と共演。この日は、計6分間の映像を作るため、選手に“演技指導”も行った。5時間に及んだ撮影の後、平泉は「やっぱり面白くないとね、映画もドラマもスポーツも。今年のフロンターレは勝てそうだね。ピッチも面白くなるんじゃないかな」と満足げだった。

 平泉から1シーンでテイク28まで熱血指導を受けたDF井川は「表情のところとか追求されましたね。プロ意識を感じました」と、ベテラン俳優に脱帽しきりだった。同VTRは19日から、クラブの公式ホームページなどで展開される。