<スルガ銀行チャンピオンシップ:東京-リガ・デ・キト>◇4日◇国立

 ナビスコ王者の東京が、コパ・スダメリカーナ(南米杯)覇者のリガ・デ・キト(エクアドル)に先制ゴールを許した。前半29分、アルゼンチン人FWエルナン・バルコス(26)にDFがかわされて失点。しかし、同34分にFW平山相太(25)がゴール前のこぼれ球を押し込み、1-1で前半を折り返した。

 後半18分、相手MFパトリシオ・ウルティア(32)にPKを決められ、再びリードを奪われる。敗色濃厚だった東京だが、同ロスタイムに途中出場したFW大黒将志(30)のゴールで同点。2-2のまま突入したPK戦(延長なし)を、東京が4-3で制した。08年に始まった大会で、Jリーグ勢の勝利は初めて。東京は優勝賞金3000万円を手にした。