サッカーのJ1新潟は25日、W杯南アフリカ大会に出場した日本代表FW矢野貴章(26)がドイツ1部リーグ、フライブルクへの移籍交渉のため、26日にドイツへ出発すると発表した。矢野は来年1月末まで新潟との契約が残るが、チームは移籍を認める方針。

 静岡・浜名高出身の矢野は185センチの長身FWで、日本代表では19試合に出場して2得点。スピードあふれるドリブルや献身的な守備が持ち味で、J1では191試合出場で34得点を挙げている。

 今季のドイツ1部のクラブには長谷部誠(ウォルフスブルク)内田篤人(シャルケ)香川真司(ドルトムント)の日本選手3人が所属している。