<J1:神戸4-2甲府>◇第19節◇30日◇ホームズ

 昨年途中まで神戸で指揮を執っていた甲府の三浦俊也監督(48)に、試合前の神戸サポーターからは激しいブーイングが起こっていた。異様な空気で始まった“降格圏争い”は激しい攻防の末、神戸に軍配が上がった。三浦監督は「1点差に詰め寄った時はチャンスもあったけど」としながら「この結果は妥当ですね。とにかく簡単に失点し過ぎ。私自身も理解できない。選手に直接聞いてみたいです」と、ぶっきらぼうに振り返るだけだった。