松田直樹さんが亡くなったことを受け、02年W杯日韓大会をともに戦った名古屋MF三都主アレサンドロ(34)は4日、愛知・豊田市内で涙をこらえて取材に応じた。

 長野の病院を見舞った3日の様子を思い返しながら「ずっと、パッと目を開けてくれると思っていたんですけど…」。愛知に戻ってからも、回復を信じていただけにショックは大きい。

 最後まで闘った仲間をねぎらうように「ボクが、どんな選手だったとか言わなくても、皆が分かっている。(ここ数日は)頑張ってほしかった、というより頑張っていたと思う」と優しい言葉を贈った。