<プレナスなでしこリーグ:大阪高槻0-3INAC神戸>◇第11節◇15日◇大阪・高槻市陸立陸上競技場

 首位INAC神戸が最下位の大阪高槻を3-0で下し、開幕11連勝を飾った。前半5分、FW高瀬愛実(22)がFW川澄奈穂美(27)からのクロスを押し込んで先制点を奪うと、同37分にはMFチ・ソヨン(22)が4試合連続となる2点目のゴール。後半6分にはFW田中陽子(20)のクロスをゴール前で受けたFW川澄が冷静に決め、3点目を奪った。

 接近する台風18号の影響で、ピッチに水たまりができる悪条件の中、白星をつかんだチームを、石原孝尚監督(35)は「雨の中の試合でどこまでやれるか、選手が判断しながらやってくれた。最後まできっちりやろうとした選手たちはさすがだなと思った」と絶賛。本来のパスサッカーができず、カウンターから効率よく得点を重ね、高槻の反撃を無失点に抑えた選手たちをほめたたえた。