サッカー関西1部FC大阪所属のDF近藤岳登(33)が、よしもとクリエイティブ・エージェンシーとマネジメント契約を結び、19日、大阪市内で発表会見が行われた。

 多くのサッカー選手と親交のある芸人たむらけんじ(41)とFC大阪応援団長のミサイルマン西代洋(33)が司会を務めた。

 近藤はプロサッカー界では珍しい経歴を持つ選手として知られる。

 大学サッカー部に所属後、1カ月で中退。サーフショップなどに勤めるなどして、競技から離れていた時期があるという。

 その後22歳で大学に再入学し、07年、J1神戸に26歳で入団。13年にJ2水戸に移籍し、14年からFC大阪に所属している。

 明るく個性的なキャラクターで“Jリーグで1番おもしろいサッカー選手”として選手やサポーターから親しまれてきた。

 会見で近藤は「僕はビッグマウスと言われていて、今は(日本代表FW)本田が僕の魂を受け継いでくれている」と笑わせた。

 今後の活動については「新喜劇は子どもの頃から、学校から帰ってラーメン食べながら見ていた。『サッカー新喜劇』を座長でやりたい」。

 また、共演したい芸人について「(明石家)さんまさんと。番組に出てみたい」と野望を語っていた。

 たむらは「(さんまと共演は)まだ無理や!まだ俺らでも脇汗びしょびしょなる。飛び級すぎるやろ」と厳しい突っ込み。

 西代は「俺、さんまさんと共演するのに15年かかったで…。1発目(の番組で)もう意識飛んだ」と話していた。

 神戸DF相馬、G大阪DF丹羽、大リーグ・ヤンキース黒田らも同社と契約している。

 近藤は今後、スポーツを通じて地域に貢献する「ふるさとアスリート」としても活動。

 地元愛知県でのサッカー振興にも取り組みたいといい「母校でサッカー指導できたら。芸人さんも来てもらって楽しくしたい」と意欲的だった。