G大阪の西野朗監督(56)が「レベル7」に引き上がった福島第1原発事故を憂いた。「特に外国選手はナーバスになるだろうし、チームによってはこれまでも退団選手がいたりして、チーム状況も変わってるわけですから。それに追随する選手が出てくる可能性もある」。昼休み中には、チーム内でも原発事故の話が出たそうで「メンタル的に難しいかもしれない」と心配した。しかし、韓国から今季加入のMF金承龍は「最初のころは韓国の身内や家族から毎日のように心配する電話がきたが、今はボクが逆にいさめている」と平常心を強調。東京の大学に兄が留学しているが「今は兄が神経質になっている。食べ物もぼくが送っているんだ」と話した。