Jリーグは15日、東日本大震災の影響で延期したJ1の第2~6節の計45試合を7月に組み込む、新たな日程を発表した。本拠地のユアテックスタジアム仙台が被災した仙台は、ホーム開催の第4節の清水戦と、第6節の大宮戦の開始時間が未定となっている。

 同競技場の照明設備の復旧は7月中旬以降の見込みで、6月の仙台のホーム2試合は開始時間を午後7時から午後2時に変更した。同じく本拠地のカシマスタジアムが被災した鹿島は、6月15日の甲府戦から予定通りホームでの試合を行う。

 東北、東京電力管内の試合開始時間は、電力事情で変更の可能性がある。

 試合会場確保が困難だったことから、第3節の山形-浦和と第4節の新潟-甲府を7月6日に実施するなど、変則的な日程となった。

 J2の第2~第7節の新たな日程も発表し、第3節の東京V-京都、第4節の草津-徳島、第6節の水戸-千葉は、開催日と試合会場が決まっていない。