「レッズの父」と言われた元サッカー日本代表監督でJリーグ浦和初代監督の森孝慈氏(享年67)の通夜が、21日都内で営まれた。参列した浦和キャプテンのMF鈴木啓太(30)は「とてもお世話になった。寂しい気持ちはあるがフットボールでつながっているので、これから浦和が一生懸命やることで、空から見ていてくれると思う」と話した。

 早大やメキシコ五輪などでともにプレーした釜本邦茂氏は「寂しいね。思い出はいろいろあるけど、早大で一緒に天皇杯(全日本選手権)を優勝したのはよく覚えている」と故人をしのんだ。葬儀・告別式は22日に行われる。