<J1:横浜1-2浦和>◇第30節◇22日◇日産ス

 優勝へ負けられない横浜が、いきなりの先制点を奪った。前半4分にエリア内のこぼれ球にFW大黒が反応し、右足でゴール右隅に蹴りこんだ。残留へ勝利が欲しい浦和は、同27分にエリア内で横浜DF栗原との1対1に勝ったMF原口がシュートを放つも、惜しくもバーを直撃。以降は浦和の攻勢が続いたが、1-0で前半は折り返した。

 浦和は後半5分、エリア内でMF山田が倒されてPKを獲得。自ら蹴ってGK飯倉に止められたが、MF原口が詰めて同点に追いついた。さらに16分、早いリスタートからドリブルで攻め上がったMF梅崎が左足でゴールを決め、逆転に成功した。横浜は終盤にDFキム・クナンを投入。DF栗原も前線に上げてパワープレーを狙ったが、ゴールは奪えず。浦和が9戦ぶりの勝利を手にした。