<J1:福岡1-2浦和>◇第33節◇26日◇レベスタ

 勝てばJ1残留が濃厚になる浦和が、次々と攻撃を仕掛けた。前半10分、MF梅崎の右CKからFW原口がヘディングシュートを狙うが、GKにキャッチされた。同25分には、FWエスクデロがGKとの交錯プレーで負傷。FW田中が急きょ投入された。福岡は同29分、FKのこぼれ球を拾ったMF松浦がミドルシュートを打つが、ゴール右に外れた。同32分、ボール前でパスをつなぎ、FW岡本がゴール。浦和は同47分にMF柏木が同点ゴールを決め、1-1で折り返した。

 後半立ち上がりは、福岡がチャンスを作った。後半12分、後半から出場したMF中町がシュートを放つが、浦和GK加藤が好セーブ。浦和は同17分、MF梅崎がドリブルでゴール前まで攻め上がるが、福岡DF末吉にエリア内で倒され、PKを獲得。末吉は一発退場となった。PKはMFマルシオ・リシャルデスが右足で決めて2点目。浦和が2-1で勝ち、J1残留を決定的にした。