G大阪は29日、大阪・万博練習場で2日ぶりに練習を再開した。勝てば逆転優勝の可能性がある12月3日の清水戦(アウスタ)へ向けて、午前と午後の2部練習。だが、今季出場停止の1試合をのぞく32試合に出場するMF武井拓也(25)は左足首痛で、別メニュー調整だった。

 西野朗監督(56)は「黄金の脚賞をもらったら急にね」とニヤリ。「黄金の脚賞」とは日刊スポーツ新聞社制定の賞で、G大阪の本拠地試合で年間を通じて活躍した選手に贈られる。武井は今季ホーム最終戦の26日仙台戦で表彰されたばかりだった。

 武井は「タイミングが悪かったですね。ちょっといじられてしまう」と苦笑したが、幸いにも軽症。「捻挫なのか打撲なのか分かりませんが、明日の状態を見て(練習参加を)決めます」と話した。