J1のG大阪は26日、来季監督にブラジル人のジョゼカルロス・セホーン氏(61)の就任が決まったと発表した。ヘッドコーチには元日本代表FWの呂比須ワグナー氏(42)が就任した。

 G大阪は今季まで10年間指揮を執った西野朗氏の後任に当初、呂比須氏の招聘(しょうへい)を目指した。しかし、指導実績に問題があるとして日本サッカー協会に許可されず、サンパウロ(ブラジル)などのクラブで豊富な指導経験があるセホーン氏に要請した。

 呂比須氏はJ1名古屋などでプレー。2002年に現役引退後はブラジルで指導者を務めていた。