<ACL:横浜2-1全北現代>◇1次リーグG組◇15日◇横浜国際

 横浜が劇的な逆転勝利で韓国の強豪全北現代から勝ち点3を奪った。

 前半7分に一瞬のスキを突かれ先制点を許すと、その後も劣勢を強いられたが、後半19分にスローインを受けたMF斎藤学(24)が「ワールドクラス」の強烈なミドルシュートを突き刺して同点。直後の同20分には、相手DFのミスを見逃さなかった斎藤が追加点を奪って試合を決めた。

 これでG組は4クラブが勝ち点7で並ぶ異例の混戦で22日の最終節を迎える。横浜は敵地に乗り込み昨季王者広州恒大と対戦するだけに、樋口靖洋監督(52)は「1次リーグ最終戦を“決戦”にすることができた。(広州恒大は)いろいろな意味で完全アウェーなので難しい戦いになる。クラブとしても、移動、ホテル、食事といろいろな面で用意してもらっている。走れる選手、戦える選手をメンバーに選びたい」と話していた。