<天皇杯:G大阪5-1金沢>◇12日◇2回戦◇万博

 G大阪のFW倉田秋(25)が、ハットトリックを達成した。前半19分に右足でゴールを奪うと、同38分にはDF西野の得点をアシスト。後半に入ってもエンジン全開で、同11分に左足、同36分には試合を決めるゴールを左足で決めた。3ゴール1アシストの大活躍で、J3の金沢に大勝。

 ヒーローインタビューで倉田は「ハットトリックをしました!」と笑顔を見せ、再開されるリーグ戦に向けて「下の順位は嫌なので後半戦はどんどん連勝して上に行きます」と熱く話した。

 元日本代表FW宇佐美貴史(22)も、前半11分に先制点を決めるなど、若き戦力が躍動した。

 リーグ戦でチームはJ2降格圏の16位に低迷。これから夏場にかけて、上昇気流に乗るだけだ。