仙台が20日、15年シーズンに向け始動した。クラブハウスで約30分間のミーティング後、東日本大震災で甚大な津波被害を受けた名取市閖上(ゆりあげ)地区へバスで移動。

 渡辺監督をはじめクラブスタッフ全員と、欠席の3選手を除く25選手が参加し慰問を行った。全体練習より前のチーム始動日に被災地を訪れるのは初めてで、渡辺監督は「このクラブの存在意義を再確認するためにここに来た。新加入選手も多いので、この地域や宮城に何が起こったか目で見て理解してほしい」と話した。