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浦和社長緊急渡欧バイエルンで監督探しへ

ドイツのTV局の取材を受けたエンゲルス監督(撮影・浅見桂子)
ドイツのTV局の取材を受けたエンゲルス監督(撮影・浅見桂子)

 浦和の藤口光紀社長(59)が30日、来季新監督のリストアップのために緊急渡欧した。この日成田空港から出発した同社長は、業務提携を結ぶバイエルンの新社屋視察などを主な目的としたが、関係者によれば、既にバイエルン側に新監督候補のリストアップを依頼済み。同クラブ幹部との話し合い次第では、新監督候補の絞り込み作業に入る可能性が出てきた。

 藤口社長は「監督を含め、すべて今シーズンが終わってから」と前置きした上で、自身の持つ来季監督のイメージを説明。「ゲルト(エンゲルス監督)にもお願いしているが、若手を育成しながら勝つこと。難しいが、育てながら勝つという方針は来年も変わらない」と明かした。欧州で新監督候補と交渉することも可能だが「今回はない。状況は変わるかもしれないが…」と含みを残した。

 浦和は今月22日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦でG大阪に敗れ、アジア連覇を逃した。同日深夜に約3時間の緊急会議を行い、今季中はエンゲルス監督を続投させる方針を固めた。25日には藤口社長が強化本部を交えて同監督とミーティングを開催。残りのJリーグと天皇杯で来季のACL出場権の確保を厳命したが、指揮官の来季続投について言及を回避していた。26日新潟戦を1-0で勝利してJ王座奪回に望みをつないだ状況だが、同監督の今季限りの解任は確実。藤口社長の緊急渡欧で、浦和の来季監督人事が一気に動きだしそうだ。

 [2008年10月31日8時11分 紙面から]


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