横浜FCのFWカズ(三浦知良、41)が8日、プロ24年目のシーズンへスタートを切った。来月26日に42歳になるカズはこの日、柏のGK菅野や個人トレーナーらを帯同してグアム自主トレに出発。例年ハードな走り込みを敢行するが「今年はオーバーワークにならないように、考えながらやるよ」と、回復力の衰えを気にしながら話した。

 昨年は自主トレからのオーバーワークが響き、右でん部痛で開幕戦から3試合を欠場した。J2が18チームになる今季は、試合数が42から51へと大幅増。「全部に出たいけどね」というだけに、コンディション調整には気を使う。これまではグアムから走り込みを始めたが、今回は12月末から軽いランニングもした。「急に負荷をかけると心配。まず、グアムで走れるように準備だけはしておいたよ」と説明した。

 ラモスの持つJリーグ最年長記録更新は目の前。5日上回るはずだった昨年最終節は欠場したが、3月7日の開幕戦に出場すれば一気に42歳の壁を破る。「年だよね。白髪もずいぶん増えたから。でも、染めないよ。このままでいく」。現役最年長のプロとして、カズは年齢を受け入れながら前へ進