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川崎F「エコ」で勝負、選手も競技場も

地面にはいつくばりながらボールの動きを追う川崎FのGK川島
地面にはいつくばりながらボールの動きを追う川崎FのGK川島

 8連勝中の首位鹿島と、6連勝中の2位川崎Fとの直接対決が5日、等々力競技場で行われる。川崎Fは、中断明けから中3日ペースで4連戦を戦った選手の疲労を考慮。天気などを判断材料に練習時間をずらし、体力のロスを抑える「フレックス制」を導入した。さらに同戦では、風力などの自然エネルギーをもとにした「グリーン電力」で、競技場の照明をつけることも決定。すべてのロスを抑え「エコ勝ち」を目指す。

 寝る子は勝つ? 選手たちは3日、川崎市内の練習場にゆったりと集まった。当初の練習開始は午前9時半だったが、前夜急きょ同10時開始に繰り下げられた。わずか30分、されど30分。関塚監督公認で「朝寝坊」できた選手からは「朝の30分は大きい」「いつもより、ゆっくり寝られた」と、歓迎の言葉が漏れてきた。

 前日の天気予報がきっかけだった。選手の話では、関塚監督はこの日午前が曇りになることを確認し、練習開始時間を30分遅らせたという。晴れた場合は暑くなる前に練習を終えて午後にゆっくり休みを取らせ、逆に曇りだった場合は、朝ゆっくり寝かせる。この日の練習前には、体調や天候を見て練習時間を動かす「フレックスタイム制」の導入と、体調管理の徹底を選手に伝えた。ある選手は「セキさんは何より選手の体調を考えてくれる」と話した。

 等々力競技場も、資源のロスをなくす「エコ」活動を行う。同競技場で1試合に使用する電力は約5000キロワットだが、それを風力などでつくられたグリーン電力を5万円で購入し使用する。勝てばクラブ史上J1初の7連勝に加え、完封勝ちすれば4連続で、これも初。ホームでは公式戦5連勝とゲンもいい。DF寺田は「失点0だと気持ちいい」と、スコアも「エコ勝ち」を狙うつもりだ。【村上幸将】

 [2009年7月4日9時26分 紙面から]


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