C大阪MF香川真司(20)が、カターニャFW森本貴幸(21)から刺激を受けた。12日の湘南との首位決戦(長居)に向け、10日は調整練習。昨年の北京五輪で同僚だった森本と、今月初旬に大阪市内で食事に出かけたことを明かし「ストライカーとしてのオーラがある。クレイジーなヤツだけど、セリエAで先発で出るのはすごい。ボクも早く追いつきたい」と気持ちを引き締めた。

 互いに日本の将来を担う“超新星”だ。来年のW杯南アフリカ大会で「香川&森本」のコンビが実現する可能性もある。香川は現在、リーグ4戦5発と好調でJ2得点ランクトップの15点。湘南戦は乾と小松が出場停止、西沢も右足首痛で欠場濃厚で、香川にかかる期待は大きい。勝てば3戦ぶりに首位返り咲き。「セリエAとJ2は(レベルが)違うけど、負けないようにしたい。点を取って勝ちたい」と力を込めた。