柏のネルシーニョ監督が22日、59回目の誕生日を迎えた。誕生日を迎えた監督や選手には、生卵や小麦粉をぶつけて祝福するのが恒例で、昨年は現札幌の石崎監督もえじきになった。しかし、この日は約2時間の練習が終わっても“儀式”はなく、生卵などが用意された気配もなし。MF大谷主将は「怖くてできないでしょう」と苦笑いした。フロントは「家族型」からの脱皮を狙って同監督を招いた経緯もあり、目指している方向に進んでいると、言えるのかもしれない。

 25日の鹿島戦に向けた50分間の紅白戦では3-4-3のシステムを試した。4バックが続いた柏では01年以来の3バック。同監督は「毎日はコメントしたくない」と、取材を拒否した。