鹿島が来季、鹿島ユースのGK八木直生(17)をトップに昇格させることが、22日までに内定した。来季の新人獲得は八木だけとなる見込み。197センチ、73キロの恵まれた体格を誇る現時点では史上最長身のJリーガーが誕生する。

 同関係者は「新人は八木1人。あの身長は1つの才能」と明言した。既にトップの練習にも参加経験があり、08年アジア・チャンピオンズリーグには出場選手登録されている。守護神として長らく君臨する曽ケ端の「後継者」候補として注目されるGKだ。

 過去のJ最長身選手はJ2草津などに所属し、昨季で現役引退したFW太田恵介の196センチ。八木はそれを1センチ上回る。73キロと線の細さは否めないが、プロ入り後に体力、技術が向上していけば、大化けする可能性を秘める超大型GKに期待が集まる。