Jリーグは19日、都内で理事会を開き、経営難に苦しむJ2大分に対し、条件付きで2億5000万円の追加融資を行うことを決めた。大分には、昨年11月に3億5000万円の公式試合安定開催基金を貸し出しており、合計6億円の巨額融資となる。大分から再提出された再建計画では運営費の総額が9億9700万円と、Jが指示した9億円を大幅に上回っていた。細部を精査しても3000万円はオーバーすると見なされ、この部分は1カ月以内に削るよう条件をつけた。鬼武チェアマンは「理事会では厳しい意見が出た。今後は、いかなる場合でも大分に追加支援はしないと決めた」。大分は3年以内に返済する計画をたてている。