出場停止によりセルビア戦を欠場した日本代表DF田中マルクス闘莉王(28=名古屋)が8日、日本の0-3大敗を「自分の責任」とざんげした。一発退場した2月14日韓国戦のペナルティーで出場停止となり、テレビ観戦。愛知・豊田市内でのチーム練習後に「自分が悪い。退場してあそこに立てなかったんだから」と、出場していない試合の責任を背負い込んだ。

 自らの不在が響き、最終ラインが安定感を欠き大敗を招いた。それでも「(問題点は)直せないことはない。自信をなくしてはいけない」と熱く訴えた。練習では代表から戻ったGK楢崎をなぐさめる?

 ように盛り上げた。楢崎も「アイツはオレを元気付けようとしたのか、やたらと明るかった」と闘将なりの気遣いに感謝した。