仙台の日本代表FW関口訓充(24)が右ひざ内側側副靱帯(じんたい)損傷で全治3週間と診断された。10月30日の京都戦でシュートを放った際に負傷。1日から2日間、仙台市内の病院でMRI検査などを受けて判明した。

 本人は練習場に姿を見せず、クラブハウスでリハビリに専念。手倉森監督は「(同部位を損傷した)フェルナンジーニョや太田より腫れの範囲が広い」と説明した。「診断通りなら、復帰は(12月4日の最終節)川崎F戦になる」とも話し、勝ち点8差の16位神戸戦(6日、ホームズ)、11位磐田戦(14日、ユアスタ)への出場は絶望的となった。残留争いの佳境で、代表戦士を欠く仙台の総合力が試されることになる。