清水FW岡崎慎司(24)が天皇杯への強い決意を語った。25日の同杯準々決勝山形戦(アウスタ)に向け21日、約1時間半の調整を行った。ミニゲームやシュート練習で岡崎が気迫のこもったプレーを連発。鼻骨を骨折しているにもかかわらず、激しい接触プレーで、鼻血が出る一幕もあった。前日20日までにブンデスリーガのシュツットガルトから正式オファーが届いたが「今は清水で天皇杯で全力を尽くすことしか考えていない。何としてでも優勝したい」と宣言。移籍に関しては今後クラブ間の交渉へ入っていくが、まずは目の前のプレーだけに集中する。

 また、左ひざの打撲で別メニュー中のMF小野は「明日からは合流します」と明言。長谷川監督も「検査では問題がなかったので大丈夫です」と、あらためて軽傷を強調した。