Jリーグ理事会が15日に都内で開かれ、「ベストメンバー規定」の補足基準見直しが決まった。同規定の補足基準では試合先発メンバーは「直前5試合の先発6人以上を含まなければならない」としている。今季はA代表や五輪代表予選の活動日程が、公式戦と重複し、各クラブのチーム編成への影響が大きいことが予想される。そこでまず、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場クラブは、ACL試合当日および前後5日間に開催される公式戦は、補足基準の適用を受けないとした。さらに公式戦が、日本代表の招集期間と重なった場合は「直前5試合の先発4人以上」に変更することを決めた。柔軟な対応で、各クラブへの影響を最小限にとどめるつもりだ。